2011年8月21日日曜日

十勝岳美瑛岳縦走

8月20日の土曜日は日帰りで十勝岳と美瑛岳に登って来ました。


コースタイムは
望岳台(6:50) → 分岐路(7時30分) → スリバチ火口(8:25) → 十勝岳山頂(9:05)

十勝岳山頂(9:25) → 美瑛岳山頂(10:55)

美瑛岳山頂(11:15) → 分岐路2(11:50) → ボンビ沢(13:00) 
→ 分岐路(13:55) → 望岳台(14:00)

でした。


本当は美瑛富士にも登りたかったのですが、
雷を伴うにわか雨により断念。


赤線はGPSの軌跡です。軌跡が乱れているのはGPSの性能が低いためです。


登山口の望岳台が標高930 m、十勝岳山頂が2077 m、美瑛岳山頂が2052 mであり、
標高差は1100 m程度でした。



まずは登山口である望岳台。


十勝岳連峰が一望できました。
広い駐車場があり、トイレも完備されています。

ここから美瑛岳と十勝岳との分岐地点までは
ゆるく、小さな石の多い道でした。
石で捻挫しないように気をつけながら歩けば、
割と楽な道でした。

ちなみに
太陽の日差しを遮るものが何も無いため、
汗がじんわりと吹き出してきました。

木がない、石だらけの道でした。
花はイタドリがメイン。
こんな標高の高いところにまで進出してくるなんて。。。
ちなみに
イワブクロやマルバシモツケは咲き終わり、
エゾリンドウは、まだつぼみでした。

う~~~ん、つまらん。

撮るものが何も無いと、
余計なことばかり考えてしまうのでよくありません。

仕事で腹が立ったこととか
fxで負けたときのこととか、
私の人生、これでいいのかな?とか
そもそも何で山に登ってるんだろう?とか、
ネガティブ思考全開でテンションがた落ちでした。

こりゃいかん、と思いって
ちょっと早いけど、ゆずピールを食べてリフレッシュです。



なんとか気持ちを立てなおして歩いて行くと、
分岐地点を過ぎたあたりから
石が大きく、勾配が急になっていきました。







しかし、とくに辛いほどの傾斜でもなく、
スリバチ火口までサクサク進めました。

ここまでで望岳台から3.6キロ。

たしかに火口だけあって、
なんだか凹んでいるところもありました。

ここまで来ると、十勝岳の山頂がはっきり見えました。



ここから取付までは楽ちんでした。
石の径が小さく、勾配も緩やかで、
まるで神社の中を歩いているような感じでした。

そんな砂利道のあとは
岩場を急登でした。



ここは少し体力的にきつかったですが、
この区間は短く、10分も歩かぬうちに尾根に出ました。





尾根まで出ると風が強く、寒かったです。
さっきまで吹き出していた汗もぴったりと止み、
カメラを握る手が冷たいぐらいでした。

かっぱを羽織り、
10分ほど歩くと、頂上です。

北側には、これから向かう美瑛岳が見えました。
稜線のはっきりしない、ゆるやかで荒涼とした大地が広がっていました。



一方、南側には富良野岳と、そこにつづくハッキリとした稜線が見えていました。



そして西側には今まで歩いてきた道が見えました。


残念ながら、東側の十勝方面は厚い雲に覆われ、
何も見えませんでしたが、
北、南、西と三方は雲が少なく、
山頂からの景色を存分に楽しむことができました。

つづく。。。


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